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一服

想いをカタチに

チャームデザイナー

高嶋芳美です

 

一服

と言われると

皆さん何を想像しますか?

タバコ?

一休み?

毒?

 

私はこれです

抹茶

抹茶は一杯ではなく

一服と数えます

 

そもそも一服と言うのは

 

  1. 茶やタバコを1回のむこと。また、その量。
  2. 茶やタバコをのんで、休息すること。ひと休み。「ここらで一服しよう」
  3. 粉薬1回分。「朝夕一服ずつ服用」
  4. 取引相場で、相場がしばらく安定した状態を保つこと。「一服感」

という意味

お茶もタバコも意味合ってます

 

余談ですが

一応お茶席では

タバコを吸っていいことになっています

煙草盆というものがあり

「煙草でも喫んでくつろいでください」

という意味が込められています

それだけ気楽にしてくださいって

ことなんですよ

皆さんすごく緊張されて来ますけど(笑)

 

話を戻して

 

では「一服盛る」=「毒を盛る」

なぜでしょう?

 

粉薬の一包も一服なんですね

盛るというのは茶碗に山盛りにすること

薬を山盛りにする

良薬ではない

=毒

ってことのようです

 

お茶の中でも抹茶だけ

一服って数えるのは

なぜでしょう?

しかも抹茶は

煎れるんじゃなくて

点てるんですよね

 

これは中国から伝わった経緯があって…

途中かなり割愛しますが

お茶は薬として伝わったんです

だから一服

 

私の持論ですが

抹茶を飲むと

時間が止まったように

感じるんです

流れるスピードがゆっくりなんです

 

忙しなく動き回っている

コーヒーやウーロン茶って

冷たいと一気飲みして

「さぁ次!!」って

気合い入れる飲み物な感じですが

抹茶は一気飲みしませんよね

 

作法があるから…って

躊躇する方も大勢います

その考える時間が

重要なのではないでしょうか?

 

一度止まって

ゆっくりお茶を頂いて

心の休憩をする

それが一服

 

皆さん

心の休憩していますか?

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